2009年01月17日

アメリカの迷信4: ライス・シャワーの替わり

 

リンガ・エスプレッソのヤスロウです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。前回の第3話から、なんと半年もの長い時間が開いてしまいました。辛抱強く新しい回を待っていてくださった方々、お待たせしました!第4話をお届けします。

さて、今回も、前回前々回と同様、リンガ・エスプレッソ主催でお送りした第2回の公開イベントの録音から、ダイジェストでお送りしたいと思います。この公開イベントは、日本時間で2008年の2月9日(土)の昼12時から行われました。

このときののテーマは「アメリカの迷信」で、過去2回の放送ではアメリカの迷信の中でも結婚に関するものを取り上げました。前回では、結婚式でのライス・シャワーについての話でした。まだの方は、是非お聞きになってみて下さい。

今回も、担当は過去2回の放送と同様、リンガ・エスプレッソ講師のリナサムです。

前回は、ライス・シャワーで米粒を投げる代わりに鳥の餌を投げることがある、という話で終わりました。今回はそれの続きで、他にどのようなものを投げるか、ということについてのリナの話で始まります。

ちなみに、録音時から音質がよくなく、少しお聞き苦しいところもあるかもしれません。あしからずご容赦ください。それでは聞いてみましょう。



お分かりいただけたでしょうか?米粒を投げる代わりに、蝶を放つことがある、と言っていますね。そしてそういった行為が象徴するのは… "fertility"でしたね。この語に関しては、前回詳しくご説明しているので、忘れた方はそれを聞いてみてください。

さて、これに関してサムが、友人が結婚式で米粒の替わりに投げたものを話題にします。さて、それは何でしょう?聞いてみましょう。



サムが、お友達が結婚式で米粒の替わりに投げた言っていたものは…鴨の餌でしたね。サムは最初に、"duck food"と言って、その後、"food for ducks"と言い替えていました。このサムのお友達は、池の隣で結婚式を挙げたので、参列者が皆鴨に餌をやれるようにした、と言っていました。"Pond"とは「池」の意味ですね。

さて、次にリナがこのことについて自分の意見を述べます。彼女がそれをどういうふうに述べるかも、それにサムがどうリアクションするかも興味深いので、そういったところに注意して聞いてみてください。



いかがでした?リナはしょっぱなに、"I think that's a good idea and a bad idea."と言っています。「いいアイディアでもあるし、悪いアイディアでもある」、と言うことです。これ自身は決まり文句ではありませんが、似たような決まり文句があります。それは、"Yes and no." です。

何かについて是非を問われたときに、"Yes and no." という返事をすることがあります。ある面については"yes"だし、他の面については"no"である、という意味で、このすぐ後にその二つの場合ないし理由を説明するのが普通です。ここの"I think that's a good idea and a bad idea."についても、基本はこれと同じような表現方法だと言えるでしょう。

文全体のイントネーションにも注意してください。前半でぐっと上がり、その後落ちます。それに加えて、"good"と"bad"が対比されているため、この二語が強調されていることにもお気づきでしょうか。"I think that's a good idea and a bad idea."という感じです。

それでは、どういう意味でよいアイディアで、どういう意味で悪いアイディアだとリナは言っているのでしょうか。実は、ここでは彼女は、どういう意味で悪いアイディアかについてしか説明していません。なぜなら、どういう意味でよいアイディアであるかは文脈から明らかだからです。それは、皆さんお分かりだと思いますが、fertilityの象徴であるライス・シャワーと同様に何かを投げつつ、しかしそれによって鳥に害があったりしない、ということですね。

では逆に、どういう意味でそれが悪いアイディアなのでしょうか。少し難しい単語もありましたので、もう一度聞いてみましょう。



リナは、"I think that's a good idea and a bad idea."と前置きした後、"Because domesticated ducks around ponds can get very aggressive about being fed."と言っています。"Domesticated"とは、動物に対して使われる形容詞で、"wild"の反対の意味です。"Wild"が「野生の」という意味であるのに対し、"domesticated"というのは、「飼いならされた」、「家畜の」といった意味になります。

また、"aggressive"というのは人や動物に関して使われる形容詞で、「攻撃的な」、「喧嘩腰の」という意味です。日本語の口語で、人について「とんがってる」ということがありますが、これは英語では、この"aggressive"が相当するでしょう。

最後の "about being fed" の部分は聴き取りづらいと思います。"Fed"は、「(食べものを)与える」、という意味の動詞 "feed" の過去分詞ですね。"Be fed"で受身形ですので、「食べものを与えられる」という意味になります。

ですので、全体としては、「池の周りの人に慣れた鴨は、餌を与えられるときにとても攻撃的になることがある。」という意味になります。

さて、このリナの意見に対して、サムはどういう反応を示しているでしょうか?ここが実に興味深いのです。もう一度聞いてみましょう。



リナの意見に対して、サムは反対意見であることを表明していることがお分かりでしょうか。これを、例えば、"I don't agree with you."、のように表現することはもちろん可能ですが、サムはそういう表現方法を取っていません。"I don't think they had any problems. I didn't hear about it." と言っています。「そういう問題はなかったみたいよ。そういう話はなかったから。」と言っているのです。つまり、直接的に反対だ、と明言はせずに、やんわりと反対意見を述べているわけです。

これに対してリナは、"Thank goodness. We would not want the ducks attacking the guests over bread."、と答えています。これは、「それはよかったわ、パンを取り合って鴨が参列者に危害を加えるようなことがあって欲しくないものね。」という意味です。つまりリナも、サムの反対意見に対して、自分の意見に固執することなく、あっさりと同意してみせているのです。時間にして十秒ほどのごく短い、一見何気ない会話の中に、微妙なやり取りが合ったことがお分かりいただけるでしょうか。

TGIFridays-Logo.gifところで、"Thank goodness."の"goodness"は、"God"の婉曲表現です。"Thank God 〜" という形で、後に節を伴って、「〜でよかった」という意味です。"Thank God it's Friday!"というは、したがって、「金曜日でよかった!」という意味で、よく"TGIF"というふうに略されます。日本語の「花の金曜日」あるいは略して「花金」と同じ意味です。また、T.G.I. Friday's というレストラン・チェーンがアメリカにありますが、これもこの表現から名前を取っています。

日本人の中にはこれを、"Thanks God 〜" だと思っている人がいますが、これは誤りですので気をつけてください。

"God"の婉曲表現は"goodness"以外にも、"Gosh", "Golly"、などがありますが、そもそもなぜこういった婉曲表現が必要なのか、について、ブログの方でまたの機会にお話したいと思います。

それでは最後に、今回お聞かせした録音を通して聞いてみましょう。



これで今回の放送の内容はおしまいです。ですが、今回は、お別れする前に、お知らせがあります。

リンガ・エスプレッソのライティング・コースの第3期の初回が日本時間1月17日(土曜日)の朝10時半より始まります。この初回は参加無料ですので、興味のある方は、ウェブサイトにある参加要領をご覧の上、お申し込みください。運悪く、初回に間に合わなかった場合も、プレゼンテーション資料と録音がご用意できる予定ですので、第2回以降参加することも可能です。

このコースでは、TOEFLや英検1級、あるいは英語圏の大学・大学院の出願書類で必要になる、英文エッセイの書き方を、段落の構成のしかたといった初歩から丁寧にお教えします。全8回のグループ・レッスンで、最終回を除き、毎回課題があります。これを講師が丁寧に添削し、コメントつきで結果をお返しすると同時に、次の回で講師が詳しく講評することに特徴があります。

このコースの講師はこのポッドキャストでもおなじみのリナです。彼女は実は、ライティングの分野で博士号を取得し、その後アメリカの大学で教鞭をとっていたこともある、ライティングの専門家なのです。

お知らせは以上です。

次回のポッドキャスト第5話では、「アメリカ人の日本人観」というテーマでお送りした第3回の公開イベントの録音からまたダイジェストでお送りしたいと思います。それではそのときまで、皆さんごきげんよう。

posted by ヤスロウ @ リンガ・エスプレッソ at 00:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月17日

アメリカの迷信3: ライス・シャワー


リンガ・エスプレッソのヤスロウです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。前回の第2話から、長い時間が開いてしまいました。辛抱強く新しい回を待っていてくださった方々、お待たせしました!第3話をお届けします。


さて、今回も、前回前々回と同様、リンガ・エスプレッソ主催でお送りした第2回の公開スカイプキャストの録音から、ダイジェストでお送りしたいと思います。この公開スカイプキャストは、日本時間で2月9日(土)の昼12時から行われました。


このときののテーマは「アメリカの迷信」でした。前回の放送分では、最初に四つ葉のクローバーを取り上げ、次に結婚に関する迷信を取り上げました。結婚に関しては、ジューン・ブライドと、結婚式での花束投げについて、前回分ではカバーしました。まだの方は、是非お聞きになってみて下さい。


今回も結婚に関する迷信についての話が続きます。担当は前回から引き続き、リンガ・エスプレッソ講師のリナサムです。


リナがサムに質問をする形で、新しいトピックを導入しています。聞いてみましょう。ちなみに、録音時から音質がよくなく、少しお聞き苦しいところもあるかもしれません。あしからずご容赦ください。それではどうぞ。





非常に短いやり取りでしたが、聴き取れましたか?リナが"So have you ever thrown rice at someone after the wedding?"、つまり、「結婚式の後、米を誰かに投げつけたことはある?」と聞きます。それに答えてサムが、"Yes, I've done that."、「したことあるわ」、と言っていましたね。ちなみにこの直後にサムは、"Mmmhmm."と言っていますが、これは、「そうなのよ」といったニュアンスの表現で、会話ではよく使われます。


もちろん、誰かれともなく米を投げつけるというわけではなく、その参列した結婚式で結婚したばかりのカップルを狙って投げるのです。日本ではこのことを「ライス・シャワー」と呼ぶようです。この放送でも、簡便ですのでこの言い方をしますが、これは和製英語ですので気をつけてください。


とはいえ、"rice shower"と表現したら、全然通じないかというとおそらくそうではなく、結婚式の話題の中で使ったのなら、「ほう、そりゃ面白い表現のしかただ」、と、わかってもらえるのではないかと思います。ただし、我々日本人にとって悩みの種であるLとRの発音の区別だけはしっかりしてください。"Lice shower"などと言おうものなら、おぞましい光景を想像させてしまいます。


また、今まで単に「米」と表現しましたが、投げつけるのはもちろん調理していない生の米粒です。ご飯を投げつけようものなら、えらいことになってしまいます。


「ライス・シャワー」が和製英語なら、英語ではどう呼ぶのでしょう?実は、「ライス・シャワー」に相当するような独特の表現はないようです。動詞ではリナが言ったように"throw rice"、と、いわばなんのひねりもなく普通に表現するか、これのバリエーションとして"toss rice"という言い方をするようです。


それはさておき、先ほどのやり取りに引き続いてリナが、この結婚式後の「ライス・シャワー」について説明をしてくれます。先ほどのところも含めて、聞いてみましょう。





いかがでしたか?全体的スピードは相変わらずゆっくりでしたが、"fertility"という単語は初耳、という方がおられるかもしれません。この語は、"fertile"という形容詞の名詞形ですが、この"fertile"という語は、土地や土壌などについて使われたときは、「肥えた」、「肥沃 (ひよく) な」という意味で、人や動植物について使われたときは、「子沢山な」という意味になります。


リナは、米粒を投げるのは、米が"fertility"、つまり豊穣さを象徴するからだ、と説明していますね。ただし、ここで必ずしも子沢山になることを祈っているのではなく、もっと広い意味で、豊かな結婚生活になることを祈っているわけです。


ところで、"fertility"という語は、「子供を作ることができる能力」という意味でも使われます。「繁殖力」という言葉が当てはまる場合もあるでしょう。ですので、「不妊治療を行うクリニック」のことを、"fertility clinic"と呼びます。


また、聴き取りづらい語というと、「成長する」、あるいは、「育てる」という意味の動詞"grow"の名詞形である"growth"も意外と聴き取りにくかったかもしれません。


それではもう一度聴いてみましょう。





ところで皆さん、リナに訛りがあるのがわかりますか?彼女は南部で生まれ育った人ですので、ここシアトル近郊に移り住んで3年以上経った今でも、ところどころに訛りが出てきます。この録音の中では露骨な訛りは出てきていませんが、それを感じさせるのが彼女の"rice"の発音です。


"Rice"には二重母音[ai]が含まれていますが、これを(表記不能)のように発音するのが南部訛りの特徴です。ですので、南部訛りでの"rice"の発音をあえて大げさに真似してみると、(表記不能)という感じになります。


南部訛りというと、現アメリカ大統領のGeorge W. Bushも、その夫人のLaura Bushも、どちらも南部のテキサス州で育っていますので、二人とも南部訛りがあります。ですが、やはり全国向けに喋る機会の少ない夫人の方が、訛りが強いようです。ブログの方では、彼女のスピーチのビデオを掲載しておきますので、興味がある方はご覧になってください。






余談が長くなりましたが、ライス・シャワーに話を戻しましょう。リナは、最近は米粒の替わりに他のものを投げることが普通になってきている、それはさる理由で米粒を投げるのはよくないとされているからだ、と続けます。この、米粒の替わりに投げるものとは一体何でしょうか?また、米粒を投げるのがよくないのは、なぜでしょうか?この2点に注意してリナの発言を聞いてください。





どうでしょう、聴き取れましたか?それでは、米粒の替わりに投げるのは何でしょうか?答えは、birdseed、つまり鳥の餌になる種、ですね。では、それを米粒の替わりに投げるのはなぜでしょう?答えは、ライス・シャワーで投げられる米粒を鳥が食べて、病気になるから、ですね。


ここでリナは、鳥が病気になる、という表現をしていますが、一般には、米が胃の中で膨れ上がり、鳥が爆発する、と信じられています。しかし、米に親しんでいる我々にはこれは非常に奇妙な話です。もしそれが本当なら、米を啄ばむ鳥の害に悩まされている農家の方々は、大喜びではないでしょうか?しかし、そんな話は耳にしたことすらないはずです。


調べてみると、やはりこれはデマでした。ただし、教会や他の結婚式に使われる式場の多くが、米を投げることを禁じているのは事実です。これは、決して鳥のためではなく、単にその後の掃除が大変だから、という至極もっともな理由からでした。



これで今回の放送の内容はおしまいです。ですが、今回は、お別れする前に、お知らせがあります。


リンガ・エスプレッソが提供するサービスの主軸はプライベート・レッスンです。ですが、それとは別に、グループ・レッスンの形でライティング・コースも提供しています。これは、TOEFLや大学・大学院の出願書類で必要になる、英文エッセイの書き方を、段落の構成のしかたといった初歩から丁寧にお教えするものです。全8回コースで、最終回を除き、毎回課題があります。これを講師が丁寧に添削し、コメントつきで結果をお返しすると同時に、次の回で講師が詳しく講評することに特徴があります。


このコースの講師はこのポッドキャストでもおなじみのリナです。彼女は実は、ライティングの分野で博士号を取得し、その後アメリカの大学で教鞭をとっていたこともある、ライティングの専門家なのです。


このライティング・コースの第2期の初回が、日本時間で7/19(土)の10:30amから行われます。初回は参加無料ですので、ご興味のある方は奮ってご参加ください。コースの詳細やお申し込み方法については、リンガ・エスプレッソのウェブサイトをご覧下さい。


お知らせは以上です。


次回のポッドキャスト第4話では、今回のライス・シャワーに関する話の残りを済ませ、もしさらに時間の余裕があるようなら、「アメリカ人の日本人観」というテーマでお送りした第3回の公開スカイプキャストの録音からまたダイジェストでお送りしたいと思います。それではそのときまで、皆さんごきげんよう。
posted by ヤスロウ @ リンガ・エスプレッソ at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月08日

アメリカの迷信2: 四つ葉のクローバー、ジューン・ブライド、結婚式での花束投げ

日本の有名ポッドキャスト ポータル ポッドキャストジャーナルで、このポッドキャストを2008年02月27日づけで取り上げていただきました。

リンガ・エスプレッソのヤスロウです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。今回も前回と同様、さる日本時間2月9日(土)にリンガ・エスプレッソ主催でお送りしたスカイプキャストから、ダイジェストでお送りしたいと思います。この日は朝9時からと昼の12時からの2回、別々のスカイプキャストをお送りしました。最初の回の担当は、リンガ・エスプレッソの講師の一人のサラでした。
このスカイプキャストのテーマは「アメリカの迷信」で、前回の放送分では、はしごの下をくぐること、と、13日の金曜日を取り上げました。まだお聞きになっておられない方は、是非聞いてみてください。
さて、今回はその続きになります。最初のトピックは「四つ葉のクローバー」です。これは英語では"four-leaf clover"となります。四つ葉のクローバーは日本でも幸運のシンボルとされていますが、それはなぜでしょう?それでは聞いてみましょう。若干雑音が紛れていてお聞き苦しいところもありますが、恐れ入りますがご容赦ください。


いかがでしたか?機転を利かせてWebで調べた参加者の方が、四つ葉のクローバーは"cross"、つまり十字架を象徴しているのだ、とおっしゃっていますね。サラの説では、四つ葉が、それぞれ四つの別のことを象徴している、ということでした。その四つとは、最初は"fame"(名声)、二番目が"wealth"(富)、三番目が"love"(愛)、そして最後の四番目が"health"(健康)、でした。
さて、ここまでは前回と同様、日本時間で2月9日(土)の朝9時からお送りしたスカイプキャストからのダイジェストでした。ここからは、同じ日の昼の12時からお送りした2回目のスカイプキャストからのダイジェストになります。この回では、テーマは引き続き「アメリカの迷信」ですが、担当講師はサラからリナに交代しました。
残念ながら、この2回目のスカイプキャストは1回目よりも音質が悪くなってしまっています。これは編集の過程で悪くなったのではなく、最初の録音の段階から悪かったのです。あしからずご容赦ください。
それではリナの自己紹介を聞いてみましょう。

Hello to anybody who is listening. My name is Dr. Lynna Dunn and I am an English professor. And right now I am also a massage student. And I am here in Seattle. And I thought I would do some talking about superstitions surrounding love and marriage that Americans have.



いかがだったでしょうか?ゆっくりゆっくり喋っていたサラに比較すると、リナは比較的早口で自己紹介したので、少し面食らった方もおられるかもしれませんね。この部分についてはトランスクリプトをブログにつけておきましたので、興味がある方はご覧ください。
特に最後の文が聴き取りにくかったかもしれません。彼女はこう言っています:"And I thought I would do some talking about superstitions surrounding love and marriage that Americans have." 一番最後の"love and marriage that Americans have"がかなり早くなっているので、これは難しかったかもしれません。もう一度全部聴いて見ましょう。

さて、今度は聴き取れましたか?
リナは、今の自己紹介にあったように、アメリカの迷信の中でも、特に恋愛と結婚に関する迷信について話してくれました。最初は、日本人にも馴染みが深いものです。では聞いて見ましょう。

いかがでしたか?"June bride"、つまり「六月の花嫁」について話してくれましたね。六月に結婚するのがよいとされていますが、それはなぜなのでしょう?
六月の頃は季節がいいからだ、というのが一般に信じられている理由ではないかと思いますが、リナはそうではない、と言っていましたね。では、どういう理由なんでしょう?
この彼女の説明がわかるためのキーワードが"bathe"です。お風呂の意味の"bath"の動詞形です。リナも説明中、"take a bath"という表現で言い替えていましたが、つまり「水や湯を使って体を洗う」という意味です。ところで、batheは、いつも体を洗うという意味になるわけではなく、単に「水浴びする」という意味でも使われます。水着のことは"bathing suit"と言いますが、それはこれから来ています。「水浴びのための服装」というわけですね。

さて"June bride"に話を戻しましょう。リナの説明によると、かつては、肺炎("pneumonia" と言っていましたね)などの病気にかかることを恐れて、冬の間水浴びはしなかった、それが六月になって暖かくなると、はじめて水浴びできるようになり、花嫁が安心して綺麗な体で結婚式を迎えられるようになる、それで六月が結婚式にいい時期だとされるようになった、ということでしたね。どうです、納得行く説明だったでしょうか?
ところで、この回では途中から同じく講師のサムも飛び入り参加してくれました。彼女の自己紹介を聞いてください。


一部少し早くなっていましたね。"I lived in Japan for about three years."と言っていましたが、"for about" が "ferabou(t)" とくっついて発音されていたので、そういうのに慣れてない方には少し難しかったかもしれません。
さて、ここで新たに加わったサムを交えて、話題は"bridal bouquet"、つまり、花嫁が結婚式で手に持つ花束についての話になります。聞いてみましょう。3分以上ありますので、少し長めです。

ここではもちろんキリスト教会での結婚式の話で、日本でもそういう式に参列された方はよくご存知かもしれません。これは、結婚式も終わりになり、新郎・新婦が式を去る前に、新婦が行う儀式です。未婚女性が集まった前に、新婦が背を向けて立ち、後ろ向きに花束を投げます。これを受け取った女性が、次に結婚する、ということになっているわけです。ですので、結婚したい女性たちは我先に飛びつき、花束をめぐって喧嘩沙汰になることもある、ということでしたね。
さて、リンガ・エスプレッソのポッドキャストの第2話、いかがだったでしょうか。次回も今回に引き続き、アメリカの迷信をテーマにお送りしたいと思います。それではそのときまで、皆さんごきげんよう。
posted by ヤスロウ @ リンガ・エスプレッソ at 22:00| Comment(2) | TrackBack(2) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月20日

アメリカの迷信1: はしごくぐりと13日の金曜日

まだMP3ファイルの最適化が出来ておらず、ファイルサイズが大きくなってしまっています。ダウンロードに時間がかかるかもしれません。近々改善する予定ですが、それまでは恐れ入りますが辛抱強くお待ちください。

追記(2/26):MP3ファイルを再編集し、ステレオだったのをモノーラルにする、ビットレートを落とす、などして、ファイルサイズを以前の四分の一までに落としました。タグもきちんとつけましたので、より使いやすくなったと思います。

皆さんこんにちは。リンガ・エスプレッソのヤスロウです。私が運営しているオンライン英語学校リンガ・エスプレッソでは、このほどポッドキャストを始めることとなりました。今回は栄えあるその第1回目となります。
内容はというと、日本時間で2008年2月9日の朝9時から行ったスカイプキャストがあるのですが、このときの録音からダイジェストして、お送りしたいと思います。残念なんですが、スカイプキャストのときから雑音が紛れ込んだり、あるいは音が途切れたりしてしまっています。お聞き苦しいこともあるかもありませんが、ご容赦頂きたいと思います。
レベルの方は、いろいろ取り混ぜていくつもりですが、今回は初級から中級程度だとお考え下さい。
さて、この、初めてのスカイプキャストのテーマは「アメリカの迷信」でした。日本の迷信というと、例えば、「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」なんていうのをご存知なのではないでしょうか。この「迷信」、英語では何と言うのでしょう?正解は"superstition"ですね。さてアメリカではどのような"superstition"があるのでしょうか?
この回のスイカプキャストの担当は、私と、リンガ・エスプレッソの自慢の講師の一人のサラでした。では、サラが今回最初に取り上げた"superstition"の例は何でしょう。それははしごの下をくぐること、"walking under a ladder"です。では彼女の説明を聞いてみましょう。


どうでしょう。はしごの下をくぐると、現実的な意味で危険ですよね。例えば、はしごに載っているペンキの缶が降ってきたり、あるいははしごそのものが倒れてきたり、と、そういう可能性があります。ですので、これは迷信、というよりもむしろ、生活の知恵、と言った方がよいくらいです。人によっては単なる常識だと言う人もいるかもしれません。
しかし、実は他の理由もあるという話、興味深かったのでないでしょうか。はしごと、地面と、はしごが立てかけてある壁、この三つで三角形が作られます。この三角形が家族を象徴していて、はしごをくぐるとその家族を壊すことになる、という考え方から来ている、という説明。どうでしょう、私にはおもしろかったです。
さて、次の迷信は日本人にも馴染みが深いと思います。聞いてみましょう。

13日の金曜日は日本人にもよく知られていますので、分かりやすかったのではないかと思います。サラはどうもホラー映画の方の「13日の金曜日」の大ファンのようですね。ウェブサイトまで紹介して、熱く語っちゃってました。
ここで、日本ではそういう13のような不吉とされる数字があるのか、という話になりました。ご存知の通り、日本では数字の四(よん)が、生き死にの「死」を「し」という音で連想させる、という理由で、不吉とされますね。サラのコメントが続きます。

ぼやき漫才のような、サラのこのコメントで今回はおしまいです。

さて、リンガ・エスプレッソのポッドキャスト第1回目、いかがだったでしょうか。次回も引き続き、「アメリカの迷信」のテーマでお送りしたいと思います。
内容や形式についてのご意見どしどしお寄せ下さい。お待ちしております。特に、どれくらいの長さがお好みかについてお知らせ願えると幸いです。
それでは次回まで、ごきげんよう。

オープニングとエンディングの曲はoo39.com(「オーサンキュードットコム」と読むのだそうで)さんご提供のものを利用させて頂きました。どうもありがとうございました。

posted by ヤスロウ @ リンガ・エスプレッソ at 20:06| Comment(0) | TrackBack(1) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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